- 教育・文化
与那原中学校屋内運動場・プール・地域開放施設
Concept
与那原町の特徴として、貿易港・海水浴場として栄えてきた海と、その背後に迫る緑豊かな森がある。この建物は大きなガラススクリーンにより、海と山を取込んだ屋内運動場であり、1階にプール、2階にアリーナ、武道場を併せ持つ。大きなガラススクリーンにより、学校の運動施設として十分な彩光と通風を確保し、明るくさわやかな内部空間を実現した。 2階、3階からは隣接する青い海と、緑の森を望むことができる。 ガラス上部にあるコンクリート製の大庇は強い日差しを遮り、室内に深い影を落とす。本来屋外で行われていた体育を雨、風、日差しを凌ぐ程度とし、夜間の地域開放施設としてその活動を周辺より積極的に見てもらえる場所となることを期待した。
| 発注主： | 与那原町 |
|---|---|
| 所在地： | 与那原町与那原 |
| 完成年： | 平成10年3月 |
| 主要用途： | 屋内運動場 |
| 構造規模： | ＲＣ造一部鉄骨地上3階 |
| 延床面積： | 3,589㎡ |